top of page
検索

歯周病とは?

  • 執筆者の写真: as dms
    as dms
  • 5月25日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。東京都板橋区の歯科医院、浮間舟渡駅前歯科です。


歯周病とは

・細菌の感染によって歯茎が炎症を起こしている状態

・進行すると、歯茎や歯を支える骨が溶けてしまう状態です。



歯周病の原因は

基本的には口内細菌が原因なので、虫歯同様に食べかすや糖質が口の中に長くとどまることが主な原因となります。

それ以外にも、糖尿病・喫煙・歯ぎしり食いしばり・不規則な食習慣・ストレスなどが影響するといわれています。



なぜ歯周病はなぜ怖い?

全身の病気に関係して、病気にかかるリスク、悪化するリスクが高まります。

歯周病とは?虫歯ではないのに歯が痛い?!ストレスや疲れが原因かも...舌やほっぺたを噛む原因とは?舌が白い原因



① 細菌・ウイルス感染症: インフルエンザ・コロナなど

② 心臓・血管疾患: 動脈硬化・狭心症・心筋梗塞など

③ 肺疾患: 誤嚥性肺炎など

④ 脳疾患: 認知症・脳梗塞など

⑤ その他全身疾患: 糖尿病・腎炎・関節炎・早産・低体重児の出産など


歯周病になるということは、口の中で常に炎症が続いているということです。

その際、炎症によって出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に入り、

体のさまざまな場所で悪さをします。歯周病菌は腫れた歯肉から容易に血管内に侵入し全身に回ります。

血管に入った細菌は体の力で死滅しますが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素は残り血糖値に悪影響を及ぼします。血糖値を下げるホルモンの働きを邪魔してしまうのです。

また、歯周病菌のなかには、誤嚥により気管支から肺にたどり着くものもあり、高齢者の死亡原因でもある誤嚥性肺炎の原因となっています。

歯周病菌のひとつがもつ"ジンジパイン"というタンパク質分解酵素はアルツハイマー病悪化の引き金をもつ可能性が示唆されています。



歯周病治るの?


残念ながら歯周病は基本的には治りません。


ただ、この場合の“治らない”とは、

もともとの病気になる前の状態に完全に戻すことは難しいということです。

しかし、進行を食い止め、炎症をおさえ、健康な状態に戻すことは可能です。


健康な状態に戻すためには、

適切な歯科医院での歯周基本治療とセルフケアを行う必要があります。


では具体的にどのような方法か解説していきます。




◇歯科医院での具体的な治療方法◇



歯科医院で実施する歯周病治療は、

歯垢・歯石の除去と噛み合わせの調整という二つのアプローチで行います。



[歯垢・歯石の除去]

一般的な保険診療の流れを説明します。

1、歯周ポケットの検査 ここで、歯周病進行度の診断と説明が行われます。

2、歯ぐきの上の歯石、歯垢(プラーク)などの汚れを除去

3、フッ素塗布

4、ブラッシング指導



[噛み合わせの調整]

場合によっては噛み合わせの調整をします。

過度に噛み合わせていたり、歯ぎしり、食いしばりで

強く力がかかっていたりする場合は歯周病の進行速度を早めるからです。


上記が一般的な歯科医院での治療方法です。




まとめ


歯周病をしっかりと治療し、メンテナンスを続けていくことで、

病気にかかるリスクも下げることができるのです。


痛みや自覚症状がなくても、半年に一度は歯科医院を受診し、

生活習慣も含め口腔内のケアを受ける事をお勧めします。


しかし、歯周病を治療していく上で忘れてはならないのは、

歯科医院でいくらきれいに汚れを除去しても、

ご自宅でのセルフケアがうまくいっていなければ

歯科医院に通院している時間とお金が無駄になってしまうということです。

これはとても勿体ないことです。


いつまでも自分の歯で、

大切な人と健康な生活ができるようにケアをしていきましょう。

 
 
 

Comments


土日祝日

診療

平日

​20:30まで

bottom of page